takarabako2’s blog

バイクのブログを書いています。乗ってる車種はGSX-S1000とPCX125です。

発信がすごく遅いスクーターの直し方

今回は発信がすごく遅く、速度が上がってからは普通に走れると言うような症状のスクーターの直し方を書こうと思います。

 

まず最初に思いつくのがウエイトローラーが重いので発信が遅いのでは?と思い、ウエイトローラーを軽くしたけど直らない、というような場合に今回の記事を読んでもらえると役に立つと思います。

 

前にヤフーの知恵袋でもこの症状の直し方を回答したことがあるのと、友達のバイク屋さんにもそんな症状のバイクが持ち込まれることがよくあると聞いていますのでこの問題で悩んでる人は多いのかもしれません。

 

そして、私自身も、この問題に直面した時にネットで調べましたが答えが見つからず、友達のバイク屋さんに聞いても、クラッチ一式交換すれば直るとだけ聞いて、本当の答えがわからないままだったので、自分でクラッチを分解して答えを見つけました。

 

よくMTバイクにしかクラッチがついてないと思われがちですが、スクーターにも遠心力で広がるクラッチがついています。

 

 

私はまず分解したときに、クラッチ自体が全然残量が残っている。それなので他に原因があるのでは?と思っていました。

 

この症状の特徴として、発信の時に回転数が上がらないという特徴がありました。

 

ということは回転数が上がる前にクラッチがつながっているのではないかと考えました。

 

クラッチ自体は遠心力で回転が速くなるとつながる仕組みになっています。

 

そしてどのくらいの遠心力でつながるかは、クラッチスプリングのバネの強さで決まります。

 

ここで私が考えたのが、クラッチスプリングがへたって早めにクラッチがつながっているのではないかと考えました。

 

それならばクラッチスプリングを交換すれば直るのではと考えクラッチスプリングを変えてみました。

 

もし、へたりが原因ならば、純正を入れたらまた長い時間乗るとへたると思い、強化スプリングを選びました。

 

結果

 

完全に治るどころか、純正より発信が速くなりました。

原因はやはりクラッチスプリングでした。

 

この作業をするにはインパクトがない場合プーリー外しが必要です。

また、クラッチナットレンチも必要です。

車種によって商品が違います。

 

 

 

 

今回は発信が遅いスクーターの直し方を書きましたが、上り坂などの中速域での加速力アップの記事も書いているので中速域の加速力を上げたい人は読んでみてください。

スクーターで上り坂の加速力を上げる方法 - takarabako2’s blog

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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